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どうしてブルボンが博物館支援?




株式会社ブルボンが博物館を支援する背景には、以下のような理由があります。

工場IoTで培ったデジタル技術

株式会社ブルボンは菓子食品製造業として、多種多様な商品をこれまで開発・製造・販売してきました。ブルボンの商品の特徴は広範なカテゴリと加工度の高さです。また、それらを実現するために、機械設備の多くを自社開発しています。 昨今のデジタル技術の急速な発展を背景に、ブルボンでも2015年から工場IoTに取り組み、品質と生産性の向上に取り組んでいます。ブルボンでは、工場IoTにおいてこれらの多様な生産設備に柔軟に対応するためにシステムを内製化しています。 オープンソースソフトウェア(以下、OSS)を用いて、生産設備からのデータ取得・集計・可視化、生産設備の自動制御、AIによる不良品の判定などを実現してきました。本博物館支援では、工場IoTやその他のDX活動で習得したこれらの技術を用います。

OSSの恩恵の社会への還元

ブルボンでは、先述の工場IoTや各種DXの推進にあたり、OSSを積極的に活用しています。OSSは、無償で公開されたソースコードを基盤に、世界中の有志による知見と技術によって支えられています。 ブルボンの工場IoTとDXは、こうしたOSSの存在があったからこそ実現できた取り組みです。 ブルボンでは、OSSから得た恩恵を社会へ還元したいという考えのもと、地元地域のデジタル技術の担当者が集うイベントを企画するなどの取り組みも行っています。

CSR活動として

株式会社ブルボンは、CSR活動の一環として、これまで文化やスポーツを支援しており、日本文学・文化研究者であったドナルド・キーン先生を顕彰する「ドナルド・キーン・センター柏崎」の管理・運営を支援しています。ブルボンの地域文化デジタル支援室には同館で学芸員として実務を担当し、来館者研究を専門とした社員が所属しています。

日本の博物館の現状

日本博物館協会の「日本の博物館総合調査報告書」によれば、日本には5,700を超える博物館があるとされています。その多くは、年間来館者数1万人以下の小規模な館です。こうした日本の博物館は、長らく「冬の時代」ともいわれ、人員・財政・設備の各面で多くの課題を抱えています。 こうした課題に対し、それぞれの博物館ではさまざまな工夫と努力を重ねています。一方で、各館が単独でデジタル技術を活用するには限界があり、その傾向は小規模館ほど顕著になると思われます。 上記の通り、ブルボンの工場IoTとDXは、OSSの恩恵を受けて実現してきました。このたび、その恩恵の還元先として、日本の博物館に注目します。デジタル技術を用いて、小規模館が数多く存在する日本の博物館を広く支援したいと考えています。 また、博物館が扱う対象は、歴史、美術、自然史をはじめとする森羅万象に及びます。博物館を支援することは、特定の分野にとどまらず、広く文化や地域社会を支えることにつながるとブルボンは考えています。
一見、博物館支援と結びつかないブルボンですが、上記のような背景があり、博物館支援を始めました。


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